ご家庭で、飲食店で、器ギャラリーで、うつわソムリエとして、より豊かな食事のシーンを演出してみませんか?
うつわソムリエ講座は、日本のうつわに興味がある人なら、どなたでも受講することができる一般社団法人知る・愉しむ日本の器が認定する民間資格です。
「食器は料理のきもの」
これは、かの北大路魯山人による有名な言葉です。
ファッションやインテリアが外見や雰囲気を大きく変えるのと同じように
うつわには料理の印象や味さえも変える力があります
日本は世界でも有数の食器大国であり、その種類、工法、技術は世界に誇る伝統工芸です。
また、日本のうつわには多種多様の形や文様、素材、技法があり
それらを知る事で、うつわに込められた願いや日本の四季を表現する事が可能となり 食卓を通して様々なメッセージを伝える事が出来るのです。
それは、和食とは決して切り離せない「おもてなし」の心に通じます。
一方で、うつわは好きだけど「どのように揃えて良いのかがわからない」「敷居が高そう」「合わせ方が分からない」という声を多く聞きます。
「うつわソムリエ」の資格講座では、そのような方々に向けて、まずは和食器にまつわる基本の「き」から丁寧に解説させていただきます。
うつわ選びの愉しさを知り、毎日の食卓にどのような着物(うつわ)を合わせるのかは
いくつかのセオリーさえ知ってしまえば決して難しい事ではありません。
丁寧に選び買い求めたうつわを労わり、正確に使い育てる事で
うつわは一生物どころか、何代にも渡って使い続ける事が出来るのです。
それは、自然を尊ぶ和の精神にも繋がり、まさにサステナブルな暮らしといえましょう。
「食」という字は「人を良くする」と書きます。 私達の生活に欠かせない「食」の時間を、うつわの力を借りてより豊かに演出し日々の食卓を整える事は、人格形成にも繋がると信じています。
「うつわソムリエ」とは、うつわ選びの「いろは」を学び、その扉を開けるスタートラインとなる資格です。
日本の器を知ることで美意識を育み、愉しみながら毎日の食卓を整える事が
「作り手」と「使い手」を繋ぎ、日本の伝統工芸を守り伝えて行ける事と願っています。